6月の刑事弁護
今年受任した捜査弁護の事件は、6件目までは100%満期前に釈放させることができていました
ただ、満期前に釈放させることが絶対に不可能な事案というのも当然あります
5月に受任した7件目がそうで、犯人性を否認した事件でしたので、当然満期まで勾留されてしまったわけです
6月に受任した事案も、1つは特殊詐欺の出し子なので、絶対に無理なパターン
しっかり満期までとなりました
もう1つは、昨年の法改正によって極めてやっかいになってしまったパターン
従前の淫行条例違反です
なんとか示談を成立させて満期5日前に釈放させることはできました
このパターンは現在過渡期なのでやむを得ませんが、ちょっと立法をミスったのではないかという印象が否めません